アイ,ロボット

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サイダーハウス・ルール

 「サイダーハウス・ルール」は、切なく甘い恋の物語だ。ちょっとだけ、現実をスパイスにしている。
 ラーチ先生(マイケルケイン)は、産婦人科の医師。孤児を引き取ってというより、取り上げて(お産)引き取り手が無ければ、引き取って病院に住まわしている。その孤児の一人ホーマーウェルズ(トビーマグワイア)は、ラーチ先生に産婦人科の医師としてのすべてを伝授する。ホーマーは、学歴は無いけど、一人前の産婦人科医へと成長を遂げるのだが、この仕事は、自分のやりたいことではないと、ある日診察に訪れたカップルといっしょに病院を巣立ってしまう。


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パッチ・アダムス

 パッチアダムス(ロビンウィリアムス)。パッチとは、「継ぎ当て用の小さい布」と辞書に書かれている。そう、このパッチアダムスは、人を楽しくさせるのが得意=人の心を助けるのが好きな、医学生なのだ。パッチとは、人の心を直す手助けをする人という意味であだ名である。
 とある、病院の精神科に任意で入院したとき、周りの患者たちの心を、楽しませて癒すことに、自分の生きがいを見出し、パッチはついには医学生となる。
 医大の学部長や級友たちには、最初、受け入れてもらえない、パッチ。しかし、医大の病棟には、どんどんと、パッチのユーモアの癒しの治療を受けて、心がよみがえる患者が増え続けていくのである。
 同時に、医学生にもかかわらず、雄大な草原の丘に、診察無料の診療所を設けて、心の癒し治療を始めてしまう。この診療所には、日に日に、どの病院でも診てくれない患者たちが増えていくのである。
 さらに、パッチを受け入れることが出来ない学部長は、権威ある医学会のルールに合わないと、パッチを大学から追い出そうとする。
 医師が患者の心を無視し、また、医学会は古いしきたりに凝り固まっている。それを、患者をユーモアで癒すことで、その患者の死への恐怖を剥ぎ取り、生の尊厳を尊重する、という新しい風で、パッチは現代医療の無機質さに対抗していくのである。
 医者とは、患者を生かすビジネスではなく、生きる患者の手助けをするのが、その道であるという。
 パッチは、また、患者は医者でもあるという。患者は、患者の面倒を見るというのである。
 この映画は、現代の縦社会を、横のつながりで、人間の持つ本来の生と、本来の治癒力と、本来の愛情で、癒していくのが、医者の、人間の務めであると説いているのであろうか。
 医者への本当の報酬は、癒されていく患者に満ちていく喜びの笑顔なのではないだろうか。医者だけではなく、人々の受ける報酬は、そうでなくてはならないのではないか。
 パッチは、くじけそうになりながらも、入院した病院で確信した信念を、最後まで貫き通し、見事、医者になり、無料診療所で堂々と、癒しの治療を続けているのである。
 事実をもとにしたこの映画には、現代にあって、今後も、癒しの治療のすばらしさを、世界に広げ続けていく、きっかけになってほしいものである。
 この物語は、現代もなお、続いているのである...

kon_livedokon_livedo  at 23:45  | コメント(0)  | トラックバック(0)  |  この記事をクリップ!  感動した映画